スピーチ上達アドバイス/"心に響く"結婚式披露宴スピーチ

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さあ、実際に練習してみましょう!


1.リラックスして、口に出してみよう
話すことの内容が決まったら、声に出して練習してみましょう。
風呂場などリラックスした状態で、ざっと通して話します。ここで緊張しないで下さい。 練習で緊張していたら、本番はパニックです。リラックス状態でゆったりと何度も口に出せば慣れてくるので、 本番当日がぐっと楽になります。

自分だけで話すと早口になりがちです。本番だと、やはり多少は緊張するので余計に早くなりますから、練習の時は ちょっと遅いかな、と思うぐらいにゆっくりと話しましょう。

ひと通り最後まで話せるようになったら、人に聞いてもらってアドバイスを受けるか、できれば録音して自分でチェックして下さい。
話し方だけでなく、エピソードは自分の立場・年齢に合っているかなど、内容も再チェックすること。


2.姿勢について
まず、壁に背をつけます。
そして、かかとを壁に、ふくらはぎを、お尻を、肩甲骨を、頭の後ろをと、順につけていきます。 その姿勢を保ちながら一歩、壁から前に進み、そのままで肩の力を抜きます。
足元へ目をやらず、遠くへ視線を投げるようにして肩を開く感じ、と言うとわかりやすいかもしれません。
一人でもこの姿勢を維持できるように、何度も練習して下さい。

ふだんから立つ時・歩く時はこの姿勢を意識して、スピーチでマイクの前に立った時、 自然とこの姿勢で立てるようにしましょう。

これが、いちばん声がちゃんと出る姿勢です。


3.声について
話す内容も大事ですが、話し方によっては、良い話もどうでもいい話になりますし、第一あいてに聞きとれないようでは 全く意味がありません。
逆に、ハッキリした声で元気よく語りかければ、特に内容のない話でも、すがすがしい印象をもたれます。 若い方はなおのことです。しっかり声を出すようにして下さい。

話の内容は聴衆によって変える必要があるものですが、いい話し方・はつらつとした話し方を身につけておけば どんな時にでも役に立つものです。
スポーツは、いくらマニュアルを読んでも実際にやらなければ上達しません
それと同じで、声を出すのもトレーニングが重要です。
1人での練習に不安があれば、内容・姿勢・声など、第三者にアドバイスを受けるようにしましょう。

4.緊張・アガリへの対策
緊張は、して当然です。むしろ、緊張感なくして引き締まったいいスピーチができるはずもありません。

しかし、アガってしまってはいけません。

あがる原因のひとつは、話す人との距離が通常と違って長いということに、心理的抑圧感を感じてしまうこと。 この対策として、

  • 誰か1人だけを見て、他の人を見ないようにします。
    その人の目だけを見て、自分の心を届けよう、 ちょっと遠いから届くように大きめの声で話そう、という気持ちで。

  • メモを見て話す練習をしましょう。メモを見る神経と、話す神経は別々に。 話す方の神経がメイン。これを基本にして、メインの神経を切らずに、メモを見るようにします。
    メモを見る〔入力〕と、その内容をすばやく話す方へもっていく〔出力〕が うまくできるように練習してみて下さい。一瞬で自分の見たいところがわかるように、メモの書き方や色分けも工夫して。

  • 1人で、鏡の中の自分に語りかける練習をして下さい。はっきり言って、かなり恥ずかしいです。
    しかし、周りに誰もいませんから、照れずに何度もやってみましょう。
    そうすると、「話している自分」に慣れるのです。「慣れ」はアガリの特効薬。ぜひ試してみて下さい。


5.とっさの事態への対策
例えば、ド忘れ。
必死で考えて、思い出そうとして、それでも思い出せなかったら・・・しかたありません。
ふだんの会話なら「あ、ド忘れしちゃった。あとで思い出したら言うわ」と言うところです。 同じように、正直に「緊張して忘れてしまいました。また思い出したら言いますが・・・」と 飛ばして、わかっているところから話せばいいのです。

例えば、話が横道にそれて本題にもどれない。
聴衆に、「えーと、何の話をしてましたっけ?ああ、そうそう・・・」というツワモノもいますが、 「3分の鉄則」でも述べたとおり横道にそれている時間はないので、なるべくそれないようにしたいですね。

あらかじめ対策をとっておきたいなら、あらすじを箇条書きにして番号をふったメモを、 手の中にしのばせておくといいでしょう。練習の時にも、1・2・3・・・と流れを意識して話すように していれば、思い出すのがラクになります。

○ 高津からのアドバイス


緊張とアガリ
緊張はしなけりゃだめです!
「ねぇねぇ」ととなりの友達にしゃべっているんじゃないから。

何十人を前にしてちゃんとあなたの話を聞いてもらわなければならないんだから。
3分はしっかり緊張して、きちんと話をしましょう。子どもじゃないんだから。
あなたがその場にふさわしいと思われて、その人のために話すことになったんだから。しっかり話してあげましょうよ。

僕が何百人の前で司会をするとき、どう切り出すべきか、こんなジョークを言ったらどうなるだろうか、スベったら、 嫌味じゃないだろうか、寝れないくらい考える。
それは緊張。
その瞬間が来たら、それに打ち勝つ最大限の自分を前に出そう。絶対成功させるのだという気持ちで。

話すということは前に出るということ。気持ちも声も。それなりのパワーを出して。





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